スイス・ウェンゲン-1月17日、アルペンスキーW杯2009-10シーズン男子スラローム第5戦、開幕から好調をキープするラインフリート・ヘルブスト（オーストリア）選手が今季3度目の表彰台に昇りました。

舞台はクラシックレースの一つに数えられる伝統のウェンゲン（スイス）。風光明媚な観光地とは裏腹に、超絶技巧が要求される難コースとして知られています。

種目別ランキングトップのヘルブスト選手は、開幕戦で優勝して以降、第4戦まで好調を維持したまま、迎えた第5戦。途切れのないスムースなスキー操作と抜群の安定感で、一本目をトップから+0.14秒差の2位(リゼル選手と同タイム)で滑り終えると、続く2本目も、終始安定した滑りで斜面変化を無難に滑り降り、合計タイム2位をキープし、ゴールします。

一本目1位のコステリッチ選手が2本目も安定した滑りでゴールしトータルで1位、ヘルブスト選手は惜しくも順位を一つ下げる結果となりましたが、それでも3位表彰台を確保しました。

1月後半のスラローム第6戦／第7戦は、どちらもヘルブスト選手の地元オーストリアでの開催。大勢の地元ファンの声援の後押しとともに、今季絶好調のヘルブスト選手が、再び表彰台の中央を目指します。

FIS スキーワールドカップ2009-10シーズン男子スラローム第5戦結果

2010年1月17日/スイス

Rank	NAME	NATION	1st run	2nd run	Total	SKI
1	KOSTELIC Ivica	CRO	51.93	48.41	1:40.34	Fischer
2	MYHRER Andre	SWE	52.44	48.19	1:40.63	Nordica
3	HERBST Reinfried	AUT	52.07	48.78	1:40.85	Blizzard
4	RAICH Benjamin	AUT	52.51	48.53	1:41.04	Atomic
5	LIZEROUX Julien	FRA	52.07	48.98	1:41.05	Dynastar
6	ZURBRIGGEN Silvan	SUI	52.74	48.33	1:41.07	Rossignol
7	HIRSCHER Marcel	AUT	53.40	47.86	1:41.26	Atomic
8	LIGETY Ted	USA	53.13	48.27	1:41.40	Rossignol
9	PRANGER Manfred	AUT	53.13	48.50	1:41.63	Voelkl
10	JANYK Michael	CAN	53.88	47.78	1:41.66	Rossignol