スイス／アデルボーデン -- 1月9日。第3戦ザグレブの熱戦からわずか3日。第4戦はテクニカ/ブリザードチームが、華々しい活躍を見せてくれました。

この日のアデルボーデンは気温が高かったことでコース面は荒れ、リタイアする選手が続出。その中で、昨年の種目別総合チャンピオンのラインフリート・ヘルブスト選手が本来の滑りを取り戻し、3位入賞。今季初の表彰台に上りました。

1本目、57.68で12位と出遅れたヘルブスト選手でしたが、2本目に54.51と、優勝したイビッツァ・コステリッチ選手よりも速いタイムを出し、一気に9人を抜いて入賞。これで、ザクレブに続いて連続でポイントを獲得。ようやく昨年の力強い滑りが戻ってきました。

また、今季からブリザードスキー＆テクニカスキーブーツにマテリアルをチェンジしたマリオ・マット選手も4位入賞。ヘルブスト選手同様、次戦からのマット選手の活躍も注目です。

FIS スキーワールドカップ2010-11シーズン男子スラローム第4戦結果

2011年1月9日/スイス