ワールドカップ男子SL第9戦(スロベニア/クラニスカゴラ)。マリオ・マット選手、2戦連続の栄冠!
スロベニア/クラニスカゴラ -- 3月6日。バンスコでのマリオ・マット選手の復活劇から一週間。スロベニアでもマット選手は素晴らしい活躍を見せてくれました!
1本目、マット選手は53.93で5位。TOPの新鋭アクセル・ベック選手とは、0.23差で2本目を迎えます。
2本目、ここで新鋭に負けじとマット選手は最高のパフォーマンスを発揮。55.21の好タイムを叩き出し、一気に4人を抜いてトップ。スウェーデンの新鋭ベック選手とアメリカのニューカマー、ノーラン・カスパー選手を抑えて見事2戦連続で表彰台の頂点に立ちました。
「この結果には充分に満足しているよ。難しい斜面は、完全に自分のスタイルにあっていると思ったから、自信はあったよ」とマット選手。
「12月の終わりにブーツを少し改良したんだ。それ以来、すごくうまくいってる。このマテリアルはレースの楽しさを教えてくれる、まさにパーフェクトだ」マット選手は、ブーツやスキーとの相性も更に良くなり、最高のポテンシャルを引き出せたとも語っています。
今シーズンは残り1戦となりましたが、最高のマテリアルに出会えたと語るマット選手の、今季最後の滑りも楽しみです。
FIS スキーワールドカップ2010-11シーズン男子スラローム第9戦結果
2011年3月6日/スロベニア
Rank | NAME | NATION | 1st run | 2nd run | Total | SKI |
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1 | MATT Mario | AUT | 53.93 | 55.21 | 1:49.14 | Blizzard |
2 | KASPER Nolan | USA | 54.06 | 55.17 | 1:49.23 | Rossignol |
2 | BAECK Axel | SWE | 53.70 | 55.53 | 1:49.23 | Rossignol |
4 | MYHRER Andre | SWE | 53.72 | 55.77 | 1:49.49 | Nordica |
5 | MOELGG Manfred | ITA | 53.71 | 56.22 | 1:49.93 | Fischer |
6 | VALENCIC Mitja | SLO | 54.64 | 55.50 | 1:50.14 | Elan |
7 | VOGEL Markus | SUI | 54.58 | 55.88 | 1:50.46 | Fischer |
8 | MISSILLIER Steve | FRA | 53.91 | 56.57 | 1:50.48 | Salomon |
9 | DEVILLE Cristian | ITA | 53.98 | 56.57 | 1:50.55 | Voelkl |
10 | HARGIN Mattias | SWE | 54.77 | 55.79 | 1:50.56 | Nordica |