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ワールドカップ男子SL第7戦(オーストリア・キッツビュール)。マット選手、今季初の表彰台!

オーストリア/キッツビュール--1月22日。2012年に入り、2戦連続4位入賞と波に乗るベテラン、マリオ・マット選手が、ようやく今シーズン初の表彰台を獲得しました。

この日のキッツビュールは気温も高く、雨のような雪のような、みぞれが降りしきる中で行われました。難しいコンディションやコースであればあるほど力を発揮するのがベテランです。

1本目に50.76の最速タイムを出し、トップに立ったマット選手でしたが、2本目。でこぼこの斜面にてこずってしまいタイムをロス。しかし合計タイムで見事に2位に。地元での表彰台とあって、大歓声で表彰台に昇りました。

「勝てなかったことは残念だが、2位という順位にも満足しているよ。なにせこんなコンディションだったんだから」とマット選手。

また、今シーズンまったく勝てなかったヘルブスト選手が、13位入賞というのも嬉しいニュース。ぜひ次戦でも、2人のベテランの活躍に期待したいですね。

FIS スキーワールドカップ2011-12シーズン男子スラローム第7戦結果

2012年1月22日/オーストリア

Rank NAME NATION 1st run 2nd run Total SKI
1 DEVILLE Cristian ITA 51.49 47.70 1:39.19 Voelkl
2 MATT Mario AUT 50.76 49.15 1:39.91 Blizzard
3 KOSTELIC Ivica CRO 50.77 49.20 1:39.97 Fischer
4 MISSILLIER Steve FRA 52.12 48.02 1:40.14 Salomon
5 BYGGMARK Jens SWE 51.99 48.64 1:40.63 Voelkl
6 MYHRER Andre SWE 52.16 48.94 1:41.10 Nordica
7 RAZZOLI Giuliano ITA 52.77 48.41 1:41.18 Nordica
8 HOERL Wolfgang AUT 53.92 47.32 1:41.24 Voelkl
9 DOPFER Fritz GER 52.37 48.99 1:41.36 Nordica
10 RAICH Benjamin AUT 52.55 48.87 1:41.42 Atomic