ワールドカップ男子SL第11戦(オーストリア・シュラドミング)。
マット選手、地元オーストリアで有終の美。最終戦も表彰台へ。
オーストリア/シュラドミング--3月18日。2か月ほど前に、マット選手が3位となったシュラドミングに再び戻り、男子スラロームの最終戦が行われました。
地元オーストリアでの最終戦、俄然気合いの入るマット選手は1本目、46.47とトップと0.61差の3位。大きな応援を背に迎えた2本目、46.60という好タイムで、2本の合計タイム1.33.07で表彰台を獲得! ベテランの意地を見せて地元に華を添えました。
さて、これで今シーズン種目別では7位となったマット選手。シーズン後半、2戦連続での表彰台など調子が上向いていただけに、前半での取りこぼしが悔やまれます。昨シーズンも同じように後半で爆発しただけに、マット選手は滑り出しが課題。来シーズン、百戦錬磨のベテランがどのように修正してくるのか楽しみにしましょう。
また、ヘルブスト選手は最終戦リタイア。シーズンを通じて波に乗る事ができませんでした。
昨シーズン、そして今シーズンと厳しいシーズンが続きますが、あのダイナミックな滑りをファンは待ち望んでいます。来期はぜひ復活を!
FIS スキーワールドカップ2011-12シーズン男子スラローム第11戦(最終戦)結果
2012年3月18日/オーストリア
Rank | NAME | NATION | 1st run | 2nd run | Total | SKI |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | MYHRER Andre | SWE | 46.35 | 46.12 | 1:32.47 | Nordica |
2 | NEUREUTHER Felix | GER | 45.86 | 46.91 | 1:32.77 | Nordica |
3 | MATT Mario | AUT | 46.47 | 46.60 | 1:33.07 | Blizzard |
4 | DOPFER Fritz | GER | 46.64 | 46.72 | 1:33.36 | Nordica |
5 | MISSILLIER Steve | FRA | 46.97 | 46.66 | 1:33.63 | Salomon |
6 | HARGIN Mattias | SWE | 47.06 | 46.59 | 1:33.65 | Nordica |
7 | GROSS Stefano | ITA | 46.57 | 47.40 | 1:33.97 | Voelkl |
8 | BYGGMARK Jens | SWE | 47.58 | 46.65 | 1:34.23 | Voelkl |
8 | VALENCIC Mitja | SLO | 47.46 | 46.77 | 1:34.23 | Elan |
10 | JANYK Michael | CAN | 47.92 | 46.49 | 1:34.41 | Rossignol |