WCアルペン 12-13シーズン開幕。
BLIZZARD & TECNICA Team 開幕戦から好調な滑り出し
オーストリア・ゾルデン(ゼルデン)10月28日--。今シーズンもいよいよアルペン・ワールドカップの開幕を迎えました。
12-13シーズンのオープニングは、オーストリア・ゾルデンで行われた男女GS。ご存知の通り、今シーズンからGSは新レギュレーションが採用されており、その対応が注目された初戦となりましたが、新生ブリザード&テクニカ レーシング・チームは素晴らしいスタートを切ることが出来ました。
まずはフローリアン・エイサス選手(ITA)(※左写真上2枚)。エイサスは昨シーズン終盤(2012年3月)のレース中に負ったケガから見事に回復し、彼自身のWCキャリアで最高順位となる11位でフィニッシュしたのです。
またエイサス同様、今シーズンからチームに加わったロメド・バウマン選手(AUT)(※左写真下2枚)も、一本目で5位という好タイムを叩き出しました。迎えた2本目、悪化し始めた視界とコース・コンディションの影響もあり、最終的には20位という結果に終わったものの、十分にその実力の片鱗をみせてくれました。
チームのレース・ディレクターであるベルンハルト・クナウスも、「ここ数年、チームはスラロームを中心とした活動に注力していたが、今季は総合力の高い素晴らしいチームになっている。シーズン前のトレーニングを含め、この初戦の結果は上々の滑り出しだ」と、新生チームに確かな手応えを感じているようでした。この開幕戦の勢いを活かし、シーズンを通じた新生ブリザード&テクニカ レーシング・チームの躍進に期待したいと思います。