オーストリア／シュラドミング--2月17日。世界選手権の最終レースとなった男子スラローム。テクニカ-ブリザード・チームのマリオ・マット選手（AUT）が、3位／銅メダルを獲得しました。

マット選手は、世界選手権という大舞台にめっぽう強く、これまでにも2001年のサン・アントン大会、そして2007年のオーレ大会のスラロームで優勝を果たしていますが、今大会でも見事に地元の大歓声に応え、自身三度目の表彰台（SLのみ／SCを含めると通算4回目）へ、あがることとなったのです。

ビブナンバー1番のマット選手は、一本目から後続の選手たちにプレッシャーを与えるような素晴らしい滑りを披露し、3番手のタイムをマーク。二本目も、前半はやや遅れたものの、ベテランらしい巧みなコースマネジメントでタイムを伸ばし、フィニッシュ時点でトップに。残る上位2選手の結果を待ちます。
最終的に一本目のタイム差を逆転することは叶いませんでしたが、優勝したヒルシャー選手とともに、自国開催に沸く大勢のオーストリア・サポーターの期待に応える素晴らしい結果につながりました。

FISアルペンスキー世界選手権2013　男子SL結果

2013年2月17日/オーストリア